非上場株式の相続について合併をつかった一般的な相続対策を解説します。 この対策は、自社株対策の内の株価対策と、相続対策の内の財産圧縮に関連する対策方法となります。 先代が持っている2つの会社の規模がそれぞれ中会社であったとします。中会社ということは、相続税評価は折衷方式(類似業種比準方式と純資産方式を掛け合わせた方法)で評価することになります。一般的には純資産価額よりも類似業種比準方式の方が低くなります。 この2つの会社を合併し、会社規模が大会社になりますと、相続税評価は株価の安い類似業種比準方式になります。よって、先代が持っている自社株の株価が引き下がります。 留意点として、合併する場合には適格・非適格といった法人税の視点を検討する必要があります。非適格に該当した場合、吸収される側の含み益を認識しなくてはなりません。よって法人税がかかってきます。 また、税率がの視点だけでなく、風土の違う2つの会社を1つの会社にしても良いのか?経営的な判断も会社合併には必要となります。 ーーーーー 株式会社を経営する経営者にとっては切っても切れない自社の株「自社株」。 その自社株についてわかりやすく解説するチャンネルです。 「1分でわかる自社株」 ▼チャンネル登録はこちらから ▼お問い合わせはこちらから 【関連する動画】 ▼非上場株式の相続対策はひとつじゃない!複数の対策が影響しあう理由とは ▼非上場株式の相続対策 「退職金」をつかった対策とは ▼非上場株式の相続対策 「持株会」をつかった対策とは ▼非上場株式の相続対策 「会社分割」をつかった対策とは 【以下についてお悩みではありませんか?】 ▼事業承継に悩んでいる方へ ▼財産承継に悩んでいる方へ ▼自社株対策に悩んでいる方へ ▼事業承継を成功させるために読んでおきたいのはこちら 【解説者プロフィール】 村井 克行 アタックスグループ パートナー アタックス税理士法人 代表社員COO 税理士 アタックスグループ入社以来、長い歴史をもつ税務部門において、「会計税務の知の集結と事例の体系化」を確立すべく立ち上げた、「ナレッジセンター室長」を務めた後、現在は、組織再編や相続対策など、最新の税法・会社法の知識を生かした永続企業のための総合的な支援業務に従事。その実務家としての誠実で緻密な仕事ぶりは、多くのクライアントやオーナー経営者から、高い評価を得ている。また、講演、執筆の依頼も多く、専門的な用語を、平易な言葉で分かりやすく解説することにおいても定評がある。 村井へのご質問はこちらから承ります。 【会社概要】 ■会社名 株式会社アタックス ■代表者 代表取締役 西浦道明 ■資本金 3億5800万円 ■所在地 東京都千代田区神田神保町1-105 ■TEL 03-3518-6363/FAX 03-3518-6366 ■事業内容 税理士法人、経営コンサルティング 【その他の関連動画】 非上場株式の相続税評価額【事業承継】ざっくり学ぶ 【非上場株式 相続対策】株価対策だけじゃダメ!ひとつの対策が他に影響する理由 【平成29年度税制改正#6】非上場株式に係る贈与税・相続税の納税猶予制度の見直し【相続対策ch】 【非上場株式 相続対策】社長の退職金がチャンスに? 【社長の相続対策】非上場株式の純資産価額を引き下げる方法 【平成29年度税制改正#5】取引相場のない株式の評価の見直し【相続対策ch】 【非上場株式評価】オーナー家における自社株の相続税評価 相続税を節税したい時、株や投信はどうすべき?相談事例 【非上場株式等の相続税の納税猶予】注意すべきポイント 会社の株式の相続-相続紛争よくあるバターンと対策(事業承継) 福岡の弁護士・奥田貫介 事業承継税制「贈与税・相続税の納税猶予の特例制度の創設」【相続対策ch】平成30年度税制改正編#3 【社長の相続対策】非上場株式の税務上の株価 【期間限定公開】非上場株式の評価〜税務上の時価〜(事業承継コンサルティング株式会社 代表取締役 岸田康雄) 【社長の相続対策】非上場株式の類似業種比準価額を引き下げる方法 【社長の相続対策】親族(同族株主)で株式を売買するときの株価 活況が続く不動産相続対策ビジネス。2018年は事業承継対策もブームに!【相続対策ch】 取引相場のない株式・出資の評価とは #相続対策の学校 【非上場株式の評価額】株の渡し方と受け取る人で金額が違う? 【ダイジェスト】非上場株式等についての贈与税の納税猶予制度適用の落とし穴 会社設立による相続税対策
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